670系

☝ 関西急行鉄道では珍しい銀色の地肌が見えた車両。

銀色の地肌が見える670系は社内や関急ファンからは不評だった。

概要

670系は、1997年に登場した一般用車両(普通車両)の電車である。

関急ホールディングス傘下の関急車輛製作所で設計・製造された。

670系の営業最高速度は130km/h、車体材質はアルミニウム合金、車体前面は非貫通式で、2002年から連結部に転落防止幌が設置され、2016年からは内装の更新工事が行われた。

車体は大阪市営地下鉄長堀大正線用に製造された40系の車体デザインをほぼ流用しているが、足回りは680系と同じものを使用している。そのため、性能は680系と同じとなっている。

また、非貫通式の6両固定編成の670系は自由に車両編成を組むことが出来ない事から、たった3編成しか導入されなかった。

車両データ

 ・製造事業者      関急車輛製作所

 ・製造期間       1997年~1998年

 ・編成         6両編成
 ・軌間         1435mm
 ・電気方式       直流1500V(架空電車線方式)
 ・営業最高速度     130km/h(設計限界最高速度140km/h)
 ・減速度(常用)    4.5km/h/s
 ・減速度(非常)    5.0km/h/s
 ・車体材質       アルミニウム合金

 ・主電動機出力     180kW

 ・駆動方式       WNドライブ

 ・制御方式       GTO-VVVFインバータ制御

 ・制動装置       電磁直通ブレーキ(回生・保安ブレーキ付き)

 ・保安装置       関急ATS、列車選別装置、列車無線装置

こぼれ話

 ・事故で1編成が廃車に……(ToT)

2015年6月某日、670系の橿原神宮行き急行が奈良県内の踏切事故により車両が大きく損傷したため、この事故にあった編成は廃車となった。

この踏切事故は、高齢者が運転する自動車が遮断機が下りているにもかかわらず止まることなく踏切内に侵入、ちょうど踏切に差し掛かった670系と衝突し、自動車を運転していた高齢者は死亡、670系の運転手は重傷、乗客にも多数けが人が出る大きな事故となった。

また、670系の先頭車両は自動車との衝突の影響で大きく破損、先頭から2両目も一部が歪むなどの大きな損害を被った。

そのため、当初は先頭車両と2両目を廃車し、3両目を先頭車両に大改造して運行することを計画されたが、3両目を先頭車両に大改造して運行し続けるより、新型車両を導入した方が長期的なコストで安上がりだと判断されたため、この編成自体が廃車されることとなった。(*1)

 *1  3両目以降の座席や台車などの使える部品は、他の670系や680系用の補修部品として取り置きされた。

     そのため、中身が空っぽの車体のみが解体工場に運ばれて解体された。